POCUS京都市立病院コース参加
9月5日~6日に京都市立病院で開催されたPOCUSコースに、今回もインストラクターとして参加してきました。行きの新幹線が台風の影響で運休や遅延が発生し、やっと再開したと思った新幹線には乗り遅れてしまうなどのアクシデントがありましたが、何とか無事に着くことができました。
参加者の多くは医師ですが、NPや特定看護師の参加も1/3ほどありました。医師だけでなく看護師の皆さんにも着実にエコーの広がりを感じます。今回の私の担当が特定看護師の皆さんだったのですが、エコーを頻繁にしていたり、まったく初めてなど経験は様々でした。皆さん一生懸命に実技を習得しようと熱心に取り組んでいらっしゃいました。指導の終わりごろに、自施設に戻ったら絶対にエコーやります!と言っていただけたのが嬉しかったです。
1つ驚いたことが、ある看護師の方が自施設でエコーの練習をしていたところ、上司に怒られたというエピソードです。その方は技師の方に教わっていたそうなのですが、特に理由も言われず怒られてしまいその後はこそっと練習をやるしかなくなったそうです。上司の意図はいろいろ推察できるところはありますが、学ぶ意欲、看護師の可能性のためにも応援していただきたいものです。本人は経験があるだけに上達も非常に早く、上手に描出できるようになっていました。彼がエコーを堂々とできる環境になることを願っています。


